木々もハゲ散らかし、空は鉛色で、冷たい風が吹き抜ける…
なんだこれは…
まるで冬ではないか…
まだまだ冬には遠いはず…とか思ってたら、あっという間に12月になってましたね。
12月は…うん、そう冬です。
冬は好きですが、寒いのは嫌いです…暖かい冬がいい。
冬を暖かくしてください。
お願いします、総理大臣。
お願い大臣。
さて、既にお察しかと思われますが、また何も書く事ないのに書き始めてしまいました。
どうしたら良いのでしょう教えて下さい。
お願い大臣。
無い物ねだりしか出来ない癖に、ただ闇雲に政権批判すればいいと思っているバカどもは私がきっちり仕留めておきますので、どうか私にバナナを一房与えて下さい。
私はまずそのバナナを1本もぎ取り、皮のまま口に放り込むでしょう。
そして、こう叫びます
「時はきた!」
と。
バナナの皮をこれまでに食べた経験がないので、もしかしたら口中がモゴモゴして上手く発音出来ないかも知れませんが、その辺はご容赦下さい。
そして、続いて2本目のバナナをもぎ取ります。
これは、志半ばで死んで行った仲間達を弔う意味も含めて、バナナをバナナボートに見立て、川に流します。
恐らく一瞬にして沈むでしょう。
3本目のバナナですが、これは貴方に何かしら考えがお在りの事と存じますが、口を出さないで頂きたい。
万事私に任せておけば良いのです。
3本目のバナナは一般的に縁起が悪いとされていますが…何、そんなものは気にする必要はありません。
天下の総理大臣たるやそんな事で尻込みしていてどうするのですか。
この3本目のバナナは敵の裏をかいてトラップとして使用します。
まずバナナの中身、バナナ本体ともいいますか…バナナの御本尊ですね。
これは役に立たないので、食します。
その時、そこに残る物はなんでしょう?
ご明察、皮です。
知っていますか?
実はこの皮がトラップとして使えるのです。
知らなかったでしょう?物事を一方からしか見れないその節穴の目では、世の表も裏も見通す事など到底出来ませんよ。
さて、続いて4本目のバナナですが…これはバナナの形状をよく見れば分かると思いますが…
よく見て…
ほら…
どう見たってブーメランでしょ?
ブーメランの起源はバナナにあったのです。
さぁ、目標をよく見て…構えて!
草原を駆け回り、その身一つで獲物を狩り、その歯で肉を食いちぎり、血をすすって飢えを凌いでいたあの頃を思い出せ!
…
今だ!投げろ!
…
さて、最後にこの5本目のバナナですが…
もう、私からは何も言う事はありません。
私は何を書いたらいいのでしょうか?
教えてください。
お願い大臣。
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