昨年はウルトラマンティガ25周年ということで、今年はダイナが25周年…
何気なく「もうそんなになりますか…」って思っていましたが…
あれ?
って事は…
私のキャリアも25年目に突入という事になりますね…
趣味も目標もなく無気力にブラブラしているだけのティーンエイジャーだった私が、四半世紀も同じ事を仕事にしているなんて…感慨深いものがありますね。
この世界に入った切っ掛けとしては、前述の通りブラブラとしているだけだったので「とにかく何か仕事しなきゃ」と求人情報誌を手に取ったのが始まりですね。(そういえば当時は求人情報誌も有料でした)
で、なぜか全く興味もなかった業界に入り、右も左も分からない内にヒーローにぶち込まれてステージに立ち…あれよあれよという間に、つま先から脳天までドップリとアクションに浸かり、気が付いたらこの仕事が己のアイデンティティと化していました。
この歳になっても現役で最前線にいるとは思いもしませんでしたが…
常に価値観が変化し続けるので、技術に関しても「これが自分のアクション」と言える形も安定せず、現状維持を拒み、答えを求めて続け、アップデートを重ねていく内に気が付いたらこんな歳になっていました。
まだまだ安定はしなさそうです。
そして脚本(及び演出、制作)を担当し始めてからは18年になりますね…ざっくりと勘定すると通算200本以上は書いてますか…
どんなに私がアホでも、流石にそれだけ書き続けていれば自分なりの書き方も確立されていますし、毎回一定のクオリティーを維持して書き上げることは出来ていると自負していますが…
だからと言って毎回ちょちょいと簡単に書けている訳じゃないです。
毎度クリアすべき要素も多いし、それでいて内容も盛り上げ、ストーリーも破綻しないように組み上げなければならない…
書きながらポスタービジュアルのイメージも作り…
いつも頭が熱暴走を起こしながら書いています。
そして「良いものが出来た」かどうかは、お客さんの反応に委ねるしかないので、毎度ステージが仕上がっても実際に上演するまでは落ち着けません。
さて、そんなこんなで四半世紀を歩み続けてきましたが…まだまだ道は続きそうです…
往生際悪く、もうしばらくは老け込むのは遠慮して、精神的にも肉体的にも日々精進して進歩していきたいです。
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