誕生日に本を買いました

タイトルのままです。

先日、誕生日を迎え41歳になりました。

こんな歳になれば、別に誕生日だからどうとかそんなものは無く、いつも通りの日常と変わりませんね。

そんな訳で、ブラブラと散歩がてら訪れた書店で買い忘れていた小説を見つけたので買ってきました。

「サイバー・ショーグン・レボリューション」上下巻(ハヤカワ文庫SF)

こちらは第一部「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」、第二部「メカ・サムライ・エンパイア」に続き、シリーズ第三部となります。

第二次世界大戦に日本とドイツが勝利し、アメリカ大陸の西を日本が、東をドイツが統治するという世界線で繰り広げられる“軍事サイバーパンク巨大ロボSF”とでもいいますか…

各タイトルもさることながら、電卓(スマホのような高機能デバイス)メカ(軍事用巨大ロボ)等、作中のワードセンスもケレン味たっぷりですが、独特の世界観がしっかりと作られており、ストーリーも秀逸で、とても良く出来た小説です。

皇国メカは言わずもがな、日本文化の誇る「巨大ロボット物」を連想させ、ナチス側のバイオメカは「怪獣」を彷彿とさせる…

韓国系アメリカ人でありながら、幼少より日本のサブカルチャーに慣れ親んだという著者、ピーター・トライアスのセンスが光ります。

というわけで、誕生日に本屋さんで本を買ってきましたよ、というだけのお話でした。

実用書やビジネス書などは電子でも割と読めますが(というか、この頃その類はもっぱら電子オンリーで消費しています)、小説に限ってはやはり紙の本が良いですね。

 

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